臨床アロマセラピスト
臨床アロマセラピストは、病気がある人またはその疑いがある人に対してアロマセラピーを行う人の事です。
アロマセラピーと聞くと、リラックスや癒しの効果があるイメージがありますよね。
医療現場でもメディカルアロマセラピーや臨床アロマセラピーがあるのです。
アロマの知識だけでなく、病気の知識も必要になる資格です。
看護師業務への活かし方
臨床アロマセラピストは、入院中の患者様、在宅治療を行っている患者様に対してアロマセラピーを行います。
病気は肉体的な苦痛だけではなく精神的な苦痛も伴うものですが、臨床アロマセラピーで少しでもその痛みや苦痛を緩和できるようにします。
これは看護師の中でも特殊な技能と言えるため、活かす機会は多いでしょう。
また、アロマセラピーに対する認知が今後広まっていけば、活かす場も増えると思います。
資格取得へ向けて
資格取得の条件
- 日本臨床アロマセラピー学会の会員または準会員であること
- 学会がさだめるセミナーを修了していること
- 認定試験に合格すること
取得に向けての勉強方法
臨床アロマセラピストのカリキュラムがあるスクールに通うのですが、スクールでの講座で用いるテキストを下に勉強を進めていきます。
試験自体はそれほど難易度が高いものではないため、講習とそれをもとにした自学を行うことで合格することができるでしょう。
臨床アロマセラピストの大変さとやりがい
臨床アロマセラピストが勤務する場所は病院や在宅介護・医療の現場だけではありません。
その他にもたくさんの道があります。
この資格を持っていれば、今後医療現場を離れたとしても、スクールの講師などとしても活躍する事ができます。
看護師のお仕事はやりがいのあるものですが、とても大変なものであります。
自分の体力の限界を感じた時に、臨床アロマセラピスト講師としての道も選択肢の一つとなるでしょう。
夜勤など厳しい勤務ではなく、日勤のみの勤務ができる仕事でもあります。