胃腸科で働く看護師さんの仕事とは?
胃腸科では胃や腸などだけを診るのではなく、消化器官全般に対して診療を行っていきます。
このため胃腸科では、内視鏡を使った検査の頻度も高くなります。
また、その他にも生活指導や検査の介助といった多くの仕事を行います。
胃腸科で働くことにより、能力が高まることも見込めます。
また専門分野の知識を増やしたり技術を上達させたりできるため、看護師としてのステップアップにいい影響を与えてくれます。
主な仕事内容
- 通常の診療のサポート
胃腸科を受診する患者様を医師が診察する際に、その介助を担当します。 - 生活指導
生活指導が必要な患者様に対して、わかりやすく指導していきます。 - 内視鏡検査の説明、介助
胃腸科では内視鏡検査が適用される患者様が多いため、看護師のサポートは欠かせません。
胃腸科で働く看護師の特徴
- 消化器看護の知識が豊富
消化器に特化しているという特徴から、その診療科目に対しての知識は自然と多くなっていきます。
自分からその分野の勉強を行う看護師も多くいます。 - 消化器看護の技術に長けている
胃腸科で多い内視鏡検査に立ち会うごとに、その技術のレベルも上がっていきます。 - 生活習慣病への知識
胃腸科で働くにあたり、生活習慣病やピロリ菌感染といったことへの知識を身につけることは重要です。
このため、そのような知識が豊富な看護師が在籍しています。
求められる人材像
胃腸科で働くにあたっては、優れた能力が求められます。
診察の介助のみならず、生活指導なども担当していくため、幅広く柔軟に対応できる能力がある看護師が求められます。
もっとも、最初から優れた能力がなかったとしても、今後能力を高めていこうという意志があればあまり問題はありません。
最初は不慣れな点があるかもしれませんが、次第に順応していくことができるでしょう。
学ぶ姿勢を持つことも重要になります。転科にあたっては、胃腸科について前もって知識を身につけておくことも有効です。