職務経歴書と履歴書の違いって何?
質問
Question30代前半の女性看護師です。
看護師として7年のキャリアがあります。
先日就職活動を行っていたのですが、職務経歴書を書く必要があり、用意しました。
そして、出来上がったものを見て、履歴書と何が違うのか疑問に思いました。
正直に言うと、職務経歴書は必要ないんじゃないか、と思いました。
職務経歴書と履歴書の違いを教えてください。
回答
Answerまず、大前提ですが、疑問に思われている通り、職務経歴書を必要としていない病院なども多く存在しています。
よって必要ない側面もあるということを先にお伝えします。
その上で職務経歴書と履歴書の違いですが、履歴書というのは自分自身の今までの歩みを記載するものです。
そこには仕事だけでなく、学歴や取得している資格、趣味や長所短所なども含まれます。
職務経歴書は仕事についてのみです。
つまり、職務経歴書は履歴書の職歴を細かにサポートしている書類にあたります。
実際には看護師はあまり必要ない
病院やクリニックでは、職務経歴書を求められることはほとんどありません。
求められるのは、管理職や一般企業などです。
しかし、一般のサラリーマンのほとんどは職務経歴書が必要です。
その違いはライセンスの問題です。
看護師はライセンスに則って仕事を行っているため、大体どういった仕事をしていて、どんなスキルがあるかは、面接で確認した方が早いです。
よって、看護部長が面接官になっていることが多いのです。
これに対して、一般企業の場合はライセンスの仕事でないことが多いため、どういった経験によってどんなスキルがあるのか分かりません。
異業種からの転職も多いです。
分からないから職務経歴書で細かく書いてもらっているのです。
職務経歴書は自由記述
職務経歴書のフォーマットはいろいろとありますが、自由記述です。
履歴書は正式書類としてフォーマットが決まっています。
このことからも職務経歴書が必ず必要というわけではないことが分かります。