老人介護支援センターで働く看護師の仕事を徹底リサーチ
在宅で暮らす高齢者やそのご家族などからの相談に応じ、ニーズに応じた各種福祉・保健サービスなどが受けられるよう情報提供・各種機関との連絡調整などを行います。
保健・医療・福祉の連携を目指したセンターで、看護師は医療の専門家として業務に当たります。
看護師は、その専門的な視点から相談に応じ、高齢者の生活を支えます。
老人介護支援センターでの主な仕事内容
・在宅生活における相談受付
介護だけでなく、高齢者の生活全般に関する相談を受け付け、必要な助言や連絡調整を行い、ニーズに応じた福祉・保健サービスなどが受けられるよう援助を行います。
・福祉用具や介護用品の相談・紹介
必要に応じて福祉用具や介護用品の相談や紹介を行います。
関連する制度などについての説明も行います。
老人介護支援センターで働く看護師の特徴
・他の医療機関とは異なる仕事内容
相談を受け付け情報提供・連絡調整などを行い、相談に訪れた方の生活を支援することが仕事です。
看護の経験で得た知識を活かしながら、様々な生活問題を解決するよう働きかけるやりがいがあります。
・在宅での生活を支援する
高齢者に関する全般的な相談を受け付けますが、基本的には在宅での生活を支援します。
この点に興味がある方はやりがいを感じられるはずです。
・働きやすい環境
基本的に日勤のみの勤務になります。
4週8休制を採用しているところが多いので、働きやすいといえます。
相談援助が主な仕事なので、病棟に比べ体力的に楽です。
求められる人材像
いわゆる看護業務ではなく、高齢者とそのご家族などへの相談援助が仕事です。
そのため、高齢者の生活全般に関する深い理解と、利用できる様々な社会資源などに関する知識が必要になります。
生活全般に関する相談を受け付ける仕事なので、豊かな人生経験や看護経験がある方は歓迎されるでしょう。
また、業務に当たっては、保険・医療・福祉の専門職及び各種機関との連携が欠かせません。
看護師の専門性を活かしつつ、他職種・各種機関と協力できる方が求められます。
これらの業務の内容から、高いコミュニケーション能力が欠かせないことは言うまでもありません。