第2種滅菌技士
第2種滅菌技士は医療現場における細菌を減らすための知識を有することで得られる資格です。
医療現場においては、患者様だけでなく、看護師などの医療従事者も、細菌に感染することで長期療養が必要になる場合もあります。
そういったリスクを軽減するために、細菌に対する知識を有した人が、医療施設内に存在していることが重要です。
リスクマネジメントや感染予防にも繋がる資格と言えます。
看護師業務への活かし方
看護師業務で活かすことができる職場は多岐に渡ります。
まずは、病棟において滅菌の知識は重要です。
入院患者様に対する滅菌のための行為の徹底、管理を行っていくことができます。
そして、オペ室などでも清潔不潔と合わせて理解しておくと、より安全なオペ介助が行うことができます。
その他の勤務場所でも、滅菌を意識する場面は多々ありますので、知識としてもっているだけで活かせる資格といえるでしょう。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 一般社団法人日本医療機器学会の会員であること
取得に向けての勉強方法
講習会に参加するだけですので、特に資格取得のための勉強をするということはありません。
しかし、実際の現場で活かしていくためには、職場内で滅菌の必要がある部分などを把握し、講習会の中で理解を深めていくことが大切です。
微生物学の基礎だけでも学ぶと、よりよい第2種滅菌技士として活動をすることができます。
第2種滅菌技士の大変さとやりがい
看護師の医療現場では、第2種滅菌技士の資格を活かして業務を行う機会は、非常に多く存在します。
滅菌は医療現場では最大のテーマになり、それをいかに行っているかでリスク管理にも繋がっていく内容と言えるでしょう。
リスク管理に繋がるということは、それだけ責任重大であると言えますが、これは同僚や自分の身を守ることにも繋がります。
そのような意識を持って業務を行うと、よりやりがいを感じることになり、充実した仕事を行うことができます。