禁煙支援専門看護師とは

禁煙支援専門看護師は、日本禁煙学会の認定資格で、看護師資格と合わせ、日本禁煙学会会員として５年経過したのち、一定のカリキュラムを受講した人に与えられます。

求められるのは禁煙に関する専門知識や技術であり、喫煙者の禁煙を実現化する看護師としての能力です。

喫煙者が途中で投げ出してしまう心理を読み取り、各個人の性格に基づいた最適な禁煙方法を案内することも求められているため、対応力も求められるスキルひとつと言えます。

求められるもの	今から磨いておくべきスキル
日本禁煙学会会員の登録年数が５年以上 禁煙者に対する指導・啓蒙稼働の経験５年以上 所定の研修カリキュラムを受講し終了していること 個人個人の個性に合わせた禁煙のサポート 禁煙に関するさまざまな知識と技術	喫煙者心理の理解と禁煙へのモチベーションを継続させるための 提案力を磨く 学会への積極的な参加とともに、ケーススタディーを学び、知識を蓄積しておく 実際に喫煙している方を禁煙へ導いていくなかで生の経験を得る

禁煙支援専門看護師のやりがいと大変さ

喫煙者のほとんどは、喫煙したいからしているのは当然のことながら、各個人がそれぞれ違ったメリットを喫煙に対して持っています。

かつ喫煙が常態化しているケースでは、それを辞めようとした場合、ストレスが増幅され、反動で以前より強力な喫煙衝動が訪れます。

それを乗り越えなければ禁煙は成功しませんが、一人で禁煙しようとして失敗するのがこれです。

この喫煙衝動に打ち克てないのです。

それをいかにしてやめさせるのかが禁煙支援専門看護師のウデの見せ所。

禁煙に関する専門知識や技術だけでなく、看護師自身の対人スキルや経験も重要ですから、そこがやりがいにつながりますね。