看護師 養護教諭
自分が学生の頃を思い出してみると、保健室に話しに行くのが好きだったなどと気付く人もいるでしょう。
保健室の役割としては、それも重要な役割なのです。
つまり、養護教諭には、すぐに打ち解けられるような大らかな雰囲気や子どもたちの世話が好きということなどが求められるでしょう。
看護師業務への活かし方
養護教諭が2人以上配置される条件は、少子化の時代を考えると少し厳しいものに感じます。
そんな中で、複数配置の条件を緩和してほしいという声も出てきているのです。
もしそれが実現されれば、養護教諭の採用枠も増えるということなので、ニーズの高まりへとつながります。
養護教諭一人では、子どもたちへの対応がおろそかになるなどの問題点も出ています。
養護教諭と聞いて心配なのが少子化の影響ですが、それでもその学校自体がなくならない限りは養護教諭の採用枠がなくなるということはありません。
資格取得に向けて
資格取得の条件
1種
- 看護師の資格を持ち、1年制の養成期間を経た方
2種
- 保健師の免許を持っている方
取得に向けての勉強方法
まずは受験する都道府県の出題傾向や回答方式を確認しましょう。
その上でとにかく過去問を解くことです。
数年分やると苦手分野がはっきりするので、教科書を用いてその分野を解消していきます。
養護教諭の大変さとやりがい
看護師という仕事でも、子どもたちと関わりを持つこともあります。
養護教諭の仕事においても、その時の経験が生きてくることもあるでしょう。
そして養護教諭というのは、子どもたちにとっては勉強を教えてくれる先生とはまた違った存在のため、養護教諭のことが大好きな子どもも少なくありません。
常備している薬や器具も少ないため、思いがけない怪我の対処に大変さを感じることもあるかもしれません。
しかし、子供に好かれる養護教諭となることができれば、看護師から養護教諭になるためにいろいろと勉強してきてよかったとより強く思うことができるのではないでしょうか。