看護師の面接マナーで気をつけるべき点はありますか?
質問
Question20代後半女性で看護師歴8年です。
これまで一つの病院で働いてきましたが、結婚を機に退職しました。
家庭生活も落ち着いてきて余裕がでてきたので、近々新しい病院の面接を受ける予定でいます。
初めての転職で分からないことが多く、特に面接時に気を付けるべきマナーについて知りたいです。
回答
Answer初めての転職ということで気づかいやマナーについて気になさっていることと思います。
面接でのマナーはそれほど特別なものはなく、看護師だからこそ必要なマナーと言うものはありません。
一般的な常識はあるか、動作が粗雑ではないかなどがみられており、動作は看護業務の際の動作に照らして見られるため、粗雑なものは避けるべきなのです。
したがって、一般企業の面接マナーに加え、動作に無駄がないと評価の対象となるでしょう。
忘れがちとなる携帯電話やスマホの電源は、病院に入る前に必ず切っておくようにしましょう。
最近では、携帯電話の利用の規制も緩やかになってきましたが、あくまで面接に来ているという意識をもって、病院に入る前に確実に電源をオフにしておきましょう。
特に、病院内にはペースメーカーなどを付けている患者様がいることも考慮し、電源は切っておくことが看護師としてのマナーです。
なお、職場によっては言葉づかいに敏感であることも考えられるので、その点にも注意が必要です。
面接会場への入室
人の第一印象は最初の10~15秒で決まるといわれています。
面接室に入室する際も相手に疑問に思われないようなスマートな仕方をするべきです。
ノックをゆっくり3回し、「どうぞ」という声を聞いてから「失礼します」と入室します。
入室したら一度後ろを振り返ってからドアを閉めます。
氏名を名乗り一礼し、「どうぞおかけください」といわれ着席した後も失礼の無いよう細心の注意を払いましょう。
尊敬語、丁寧語、謙譲語の区別
日本語のマナーとして当たり前ですが、面接官、院内スタッフ、患者様との会話、面接では敬語を使うようにしましょう。
特に、主にご高齢の患者様と接する病棟を希望しているならば、高齢者は言葉に対して敏感な方も多いため、面接前にざっと敬語の基礎について復習しておくといいと思います。