看護師の退職時の有給消化はアリ?

質問

Question

20代半ばの女性看護師です。

退職を考えているのですが、今まで全く有給を消化していなかったので、どうせなら消化して退職したいと思っています。

退職する時に有給を使い切って退職するのはどうなのでしょうか?

回答

Answer

法律的には有給を最後に使い切って退職することは問題ありません。
むしろ、そうすることを推奨しています。

本来は有給を年に10日間くらいは消化するのがベストですが、日本の現状では、看護師に限らず有給を利用できていない職場が多いです。

しかし、最後にまとめて利用できるかどうかは、話し合いになってきます。

有給消化にこだわりすぎると、今度は退職時期が伸びてしまうことも考えられます。
もったいないものでもありますが、総合的に判断することが大切です。

有給消化は逆算して

まず、退職するにあたって次の職場が決まっているかどうかが重要です。

次の職場が決まっているのであれば、入職する日から逆算して有給の消化を考えないといけません。

いつまで仕事をして欲しいという病院の要望があり、その後で有給の消化を行うかどうか、ということになります。

退職時には、いろいろな手続き等がありますので、揉めることは好ましくありません。

上手く間をとっていくことができるように調整することが大切です。

有給消化を行わずに退職するケースも多い

質問者様と同じように、有給の消化が出来ていない状態で退職を考える人も多いです。

その場合に、一部の有給のみを利用したり、有給の消化をしなかったりといった人もいます。

これは、次の職場の入職が決まっていて、有給の消化をすると間に合わなくなってしまうためです。

有給消化中に入職すると、二重雇用となってしまいますので、ややこしいことになってしまいます。

有給は従業員の権利ですので、主張することは問題ありません。

しかし、全く利用していなかった場合には40日間程度の権利が残っていることもあります。
これを全て消化するのは難しいケースも多いのです。

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