看護師の就職試験でSPIが出ることはありますか?
質問
Question20代後半の女性看護師です。
看護師が転職をする際に、面接とは別にSPIがある病院もあると聞いたことがあります。
SPI試験とはどのようなものなのでしょうか?
また、対策はどのようにしたらいいのでしょうか?
回答
AnswerSPI試験と一般的には言われていますが、何の略かと言うと、総合適性検査の略です。
つまり、仕事を行うにあたって適性な能力があるかどうかを検査するものです。
試験ではないということを理解しておくと良いでしょう。
よって、対策を行う必要はありません。
どうしても気になるという場合は、書店にある参考書で勉強すると、どういったものが出るかは把握できます。
看護師でも、企業が母体となっているところではSPI試験が行われていることがあります。
企業が母体のところではあります
例えば、美容関係のクリニックや介護施設などでは、SPIが行われていることがあります。
これは母体が企業であり、企業での採用試験で用いているためです。
しかし、看護師の場合はほとんどの方が良い点数は出ないため、基準点が低く設けられています。
そして、一般企業の場合はSPIの結果によって合否が決まることがありますが、看護師の場合はほとんどありません。
SPIの一部だけを利用し、適性検査として用いているケースがほとんどです。
SPIの中には、数学や国語なども含まれていますが、そういったものが省略されているケースが多く、性格診断テストと大差ないものが多いです。
経歴に自信がなければ対策を
看護師の場合は面接の比重が大きくなりますので、それ程SPIを重要視する必要はありません。
性格診断テストのようなイメージで問題はないのです。
しかし、今までの経歴に自信がない、つまり転職を繰り返しているということがある場合には、SPI対策を講座を受けた方が良いでしょう。
これは、SPIの点数が低いことで転職を繰り返している裏付けが取れてしまうことになるためです。