看護師の不眠。精神科に掛かるべきでしょうか
質問
Question私は国立病院の急性期病棟に勤務して1年目の看護師です。
最近、疲れているのに、眠れないことが多く悩んでいます。
考えられる原因としては、仕事のストレスが大きいことや、急性期病棟のため夜勤が重なり生活リズムが不規則であることが影響していると思っています。
十分に睡眠を取れないため、仕事中に眠気が襲ってくることもしばしばで、そのうち重大なミスを起こしそうな不安が常にあります。
不眠ということでやはり精神科に掛かったほうがいいのでしょうか?また、精神科に行く前に眠れるようになる方法はないのでしょうか。
回答
Answer仕事中に眠気に襲われると思考力が鈍り、確かに業務を安全に遂行することが難しくなるものです。
質問者様は、毎日不安と闘いながら働いているのでしょう。
まずは、民間療法のようなかたちで眠りをよくするようなアイディアを試してみるとよいでしょう。
もちろん、仕事の負担を少しでも和らげることも根本的な解決には必要です。職場で仕事のやり方の見直すことも大切です。
どうしてもというときには、夜勤を減らして日勤メインのシフトにしてもらえないか師長に相談してみましょう。
不眠が続くようであれば精神科や心療内科などの受診も視野に入れるとよいでしょう。
まずはワークスタイルを見なおしてみる
ストレスが掛かると誰しも寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなったりと、睡眠に影響が表れるものです。
とくに急性期病棟ならではのハードな業務に加えて夜勤が続くと、身体的にも精神的にも疲労が蓄積するでしょう。
まずは、ワークスタイルの見直しを行い、良質な睡眠を取れるように運動をする、温泉でリラックスするなどのストレスを発散に取り組んでみて下さい。
それでも改善が見られない場合には、精神科や心療内科への相談が必要となるでしょう。
上司に相談することも大切な解決策
日頃、師長や部長とのコミュニケーションは十分に取れているでしょうか?
仕事のやり方にもっと工夫できるところはないか、業務への姿勢についてはどうか、など、ささいな悩みでも溜め込むことなく上司に相談しながら仕事の負担を少しずつ減らしていきましょう。
夜勤から日勤中心のシフトに変更してもらい、まずは生活のリズムを整えて眠れない状態から抜け出すことも考えてみるとよいでしょう。