看護師に復職希望。ブランクを埋めるための勉強は何をすればいい?
質問
Question30代後半女性です。
出産を機に看護師を辞めて5年のブランクがあります。
子育てが少し落ち着いたらまた働こうと思っていますが、5年のブランクがあるので仕事についていけるか不安です。
看護師のキャリアについて詳しい方に、ブランクを埋めるためには、復職する前にどのような勉強をすればいいのか教えて頂きたいです。
回答
Answer5年ブランクがあくと、復職に際して不安に思われることは沢山ありますよね。
ブランクを埋めるためには、まずは感染管理、採血、心肺蘇生法などの基本的な看護技術や知識をおさらいしておく必要があります。
これは復職支援研修で体験できます。
またブランクの間に血液検査などの正常値の範囲が変わっていたり、医療用語の略語も変わっていたりする場合があります。
常に新しい知識を身につけておく必要がありますので、最新版の教科書などで復習しておきましょう。
まず復職支援研修を受ける
最近は潜在看護師を応援するために、復職支援研修を行っている病院がたくさんあります。
研修は病院が独自にやっている場合もありますし、看護師の転職支援サイトでやっている場合、各自治体で行っている場合もあります。
まずはお住まいの地区の自治体などに尋ねてみるといいでしょう。
研修は3日間くらいの日程で、病院の見学や基本的な看護技術の実習、講義、そして最新の医療機器の体験や復職した先輩看護師の話などがセットになっています。
実習も出来ますし、参加料は無料、大抵は託児所も併設されているので、気軽に参加してみましょう。
最新の医療知識を仕入る
ブランクの間に数値や略語などが変わっている場合があります。
最新版の教科書や看護雑誌などを熟読し、少しでも疑問に思ったことは徹底的に調べ、書きとめて覚えましょう。
一度復職するとなかなか時間が取れませんので、復職前に出来ることは何でもやる気構えも必要です。
復職に際しブランクがあって不安なら、それを埋める努力を今日から始めていきましょう。