看護師が試用期間中に退職するのは非常識?

質問

Question

20代半ばの女性看護師です。

看護師歴5年で、ゆっくりと患者様と触れ合いたいということで、急性期から療養型に転職しました。

しかし、実際には寝たきりの患者様が多く、意思の疎通が取りにくい方が多くイメージと違いました。

やりがいも感じることができず、試用期間内に退職しようかと考えています。
病院側にとってもその方がいいのかもしれないと思いますし。

実際には試用期間内に退職するのは非常識なのでしょうか?

回答

Answer

試用期間の意味合いなのですが、求人側、求職側双方が見定める期間ということになっています。

よって、試用期間内に退職すること自体は、全く非常識ということはありません。
逆に本採用後すぐに退職する方が、非常識と言えます。

但し、1点だけ注意点があります。

それは、試用期間中と言えども看護師の場合は特に労働力を提供している状況になっていますので、退職日に関してはよく相談しましょう。

試用期間中は勤務して欲しいというケースもあるでしょうし、即日退職可能な病院もあります。
病院側の要望も聞くことが大切です。

そして、その後の就職では試用期間の退職を繰り返さないことが大切です。

試用期間中の退職の礼儀は話し合いをすること

試用期間中に退職することは問題ありませんが、いきなり電話で今日から出勤しません、と伝えて一方的に退職するのは非常識です。

確かに試用期間中はお互いに見極める期間ですので、結論が出た時には早めに退職する方が良いように思われますが、話し合いはきちんと行うようにすることが礼儀と言えます。

試用期間中の退職を繰り返さないこと

今回の質問者様のケースは比較的多いものです。

思っていたものと違うということで、試用期間中に退職に至ることも仕方ありませんが、繰り返さないことが大切です。

今回の転職においてどういったことを面接時に確認しておけば良かったのかを考え、次に活かすようにしましょう。

試用期間中の転職は履歴書に書かなくて良い、という話を耳にしたことがあるかもしれませんが、実際には保険に加入すると書かなくてはいけません。

試用期間中でも退職扱いになるケースもあることを認識しておきましょう。

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