男性看護師の転職が難しいというのは本当ですか?

質問

Question

0代前半男性で看護歴10年になります。

そろそろ結婚を視野に入れており、結婚するなら今の給与では少ないのではないかと感じています。

給与アップのため転職を考えていますが、男性看護師はなかなか受け入れ先がないと聞いたことがあり不安に思っています。

男性看護師の転職が難しいというのは本当なのか知りたいです。

回答

Answer

看護の現場は女性が中心の世界であることは変わらない事実です。

女性看護師の求人があふれている一方で、転職サイトの求人検索でも思ったように男性看護師の案件がヒットしない現状があります。

男性看護師は看護業務を中心としながら、介助や運搬などの力仕事ができることや医療機器や検査機器に強みを持つといったことから、総合病院や大学病院を中心に存在感が増しています。

離職率の高さや看護師不足を解消するためにも男性看護師の採用に積極的な姿勢の事業所もあり、とくに都市部の病院を中心に転職活動をすれば受け入れ先がないという事態にまで陥ることはないはずです。

男性と転職回数の関係

大都市の大型病院や大学病院では病棟看護師に男性が採用されるケースがあるものの、看護師求人全般で言えばまだまだ男性の採用数は限られている状態です。

女性以上に男性看護師の転職は採用する病院にとっても職場環境として受け入れが難しいことも転職が難しいとされる理由となっています。

転職が当たり前となった時代とはいえ、いまだに男性が転職回数を重ねることに否定的な意見もあり、病院によってはよほどの経験者でなければ受け入れを検討しないこともあるようです。

病院側が心配するポイント

男性看護師を歓迎するムードが看護業界全体で高まっているとはいえ、次のような理由で病院は男性看護師の採用に慎重になりがちです。

  • 女性ばかりの職場で男性がうまくやっていけるだろうか
  • 給与面で家族の生計を成り立たせられるだろうか
  • 女性患者様から受け入れられるだろうか

こうしたことから男性看護師の転職は難しいといえます。

しかし、看護現場のハードな業務をバリバリこなせる男性看護師への期待もあるため、転職サイトなどには男性への求人数も一定数あります。

積極的に転職サイトエージェントなどを活用して難しい転職を優位に進めましょう。

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