男性看護師として将来が不安。このまま続けていていいのか?
質問
Question20代半ば4年目の男性看護師です。
現在の職場の待遇面などに不満はないのですが、男性看護師として勤務していくにあたって不安があります。
先輩の男性看護師は、仕事がハードで勉強量が多い割に医者などと比べて社会的地位が低いということで、辞めることばかり話しています。
聞いていると不安になってきました。
私も将来のことを真剣に考えて、キャリアアップも考える必要があるのでしょうか?
回答
Answer以前は看護婦という呼称であったとおり、看護師は女性の仕事でした。
今もその風潮は根強いので、質問者様が不安になるのも無理のないことです。
しかし、男性看護師は最近増えてきており、重要なポストに男性看護師がついているケースも増えてきています。
看護師の仕事が好きなのであれば、看護師の道でキャリアアップを考えていかれたら良いと思います。
管理職を目指すのも1つですし、認定看護師を目指す方法もあります。
また、臨床工学技師の資格も取得し、透析室の管理者を目指すのもよいでしょう。
これからは一層、男性看護師の活躍の場が増えていくことでしょう。
いろいろなことにチャレンジされることをお勧めします。
男性看護師を求めている病院は増えてきている
男性看護師は女性の看護師と比べると、平均勤続年数が長めです。
女性は結婚すると仕事を辞めてしまうケースがありますが、男性の場合は転職すること自体が少なくなります。
安定感があるため、病院側も男性看護師には好意的です。
また、病棟に1人でも男性看護師が在籍していると、人間関係がよくなるということがあります。
女性だけだとギスギスしているのに、男性がいるとあっさりとした感じになります。
これも病院とすると望ましい傾向ですね。
より専門性を高めると良い
男性看護師はより専門性を高めていくと、どんどん年収がアップします。
救急外来、精神科、オペ室、内視鏡、透析など男性看護師が適している部署は多く存在しています。
他にも病院によっては男性看護師の受け入れを拡大していますので、看護師としてのキャリアをアップする道が多くあるのです。
男性看護師が肩身の狭い思いをする時代は終わりつつある、という認識で問題ありません。
将来が不安ならば、キャリアアップしていくことによって活躍の場を広げていきましょう。