特別支援学校ではたらく看護師の仕事を徹底リサーチ
特別支援学校での仕事内容は、主に医療ケア中心となりますが、その対象が障害を持った児童であることが特徴的です。
働くためには特定の科目で働いた経験や、臨床経験の期間が求められる事もあります。
夜勤がないことから、復職先としての人気が高いといった特徴もあります。
主な仕事内容
- 障害児に対する医療ケア
医療ケアの内容は、吸引や経管栄養、さらに導尿や酸素管理があります。
病棟の勤務経験がある看護師であれば、いままでの業務を生かしていくことができるでしょう。特別支援学校には、作業療法士など様々なスタッフがおり、チームでケアに臨む事もあります。
- 教師に対するサポート
特別支援学校は障害児に対する教育を行う場でもあるので、教師がいます。その教師は看護関係の知識などがないケースも多く、看護師はサポートしなければなりません。
特別支援学校で働く看護師の特徴
- 重病の患者様の対応はない
特別支援学校には学校に通える障害を持った児童が通学しているので、状態は基本的に安定しています。
一人の児童につきっきりといった業務にはなりにくいです。
- 一人勤務が多い
一つの特別支援学校に一人の看護師しかいないケースもあるので、その責任は重いですがやりがいに溢れる職場でもあります。 - 日勤のみ
夜勤は基本的になく日勤のみであり、月曜から金曜まで平日出勤のみとなるケースがほとんどです。特別支援学校が開いている時のみの勤務となります。
求められる人材像
障害を持った児童に愛情を持って対応できなければなりません。
障害児に対している医療ケアすることにもなりますし、一人体制で勤務しなければならないので責任感が強い方に向いています。
給与よりも、仕事のやりがいを選択する方にもおすすめです。
前述したように、夜勤がないので手当が付くような事はあまりありません。
ある県立の特別支援学校では、月収で20万円弱からのスタートになります。
障害を持った児童に対して明るく接することができ、さらにここでしか学べないことがあると感じられる方が特別支援学校に求められる人物像です。