災害医療センターで働く看護師の仕事を徹底リサーチ

平時の災害医療センターは、他の医療機関と同じく地域医療の一角を担う病院として稼働しています。

救命救急はもちろん、内科系や外科系など総合的な診療機能を担っていることが一般的です。

各都道府県内や近隣都道府県で地震や津波、台風などの災害が発生し、通常の医療体制では適切な医療を確保することが難しくなった場合は、傷病者の受け入れやDMATの派遣などを行います。

この点が他の医療機関と異なる点です。

主な仕事内容

  • 日常の業務は他の医療機関と同じ
    条件を満たす地域の病院が、指定を受けることで災害医療センターとなります。

    病院としての基本的な機能は他の病院と同じであることが多いので、日常の仕事内容も大きく変わることはありません。

災害医療センターで働く看護師の特徴

  • 災害医療に関する教育研修が充実している
    一般的な教育研修に加え、災害医療に関する教育研修が充実している医療機関が多いといえます。
  • 初療室への配属は経験必要
    初療室への配属は、ICUやHCUなどでの経験が必要になることがほとんどです。

    すでに経験がある方も、災害医療センターで経験を積み直してから配属になることが一般的です。

  • 夜勤などの勤務体制について
    2交代制が増えていますが、救命救急病棟などでは3交代制を採用している災害医療センターが少なくありません。

    その他の勤務体制については、他の医療機関と同じと考えてよいでしょう。

求められる人材像

一般病棟で求められる人材像は他の医療機関と大きく変わりません。
ただし、大きな災害などが起きた時は、地域の災害医療センターとしての働きを求められるので、この点は理解しておく必要があります。

救命救急で働きたい方は、希望する部署に配属されるために、ある程度の経験が求められます。
経験のない方は他部署で実績を積みながら、異動を待つことがあります。

高度な医療知識と技術が求められるので、入職後・配属後も高い意識を持って努力できる方が求められます。

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