民間病院と公務員どちらがいい?

質問

Question

20代後半の女性看護師です。
看護師として7年の経験があります。

民間の病院から公立の病院に転職したのですが、給料も下がり、考え方も違うため、転職しようかと考えています。

しかし、周囲に相談すると公務員でいた方が良いと反対されます。
民間病院と公立病院、及び公務員のメリット・デメリットを教えてください。

回答

Answer

公務員のメリットとして、よく安定していることが挙げられると思います。

長年勤務するとそれだけ給料も上がりますし、退職金も民間病院と比べるとかなり多くなります。このため、公務員が良いというふうに言われます。

しかし、自由がきくという面を重視するならば、やはり民間病院がよいでしょう。

例えば、副業禁止というのは大体どの病院でも言われていますが、民間病院であれば見て見ぬ振りがほとんどです。

しかし、公務員は副業をすれば解雇です。
他にも臨機応変に仕事を進めていくことができるのも民間病院ですね。

収入が下がったのは今だけ

公立病院は、経験が少ないうちは給料も少ないのですが、経験年数が増えるごとに一気に経験加算も多くなります。

約20年経験すると、民間の病院と比べて、年収額で100万円もの違いが生じることもあります。

しかし、20年くらいの経験でこのように大きな差が生まれるというように、長く勤務しないと全く意味がありません。

結婚までの期間を正社員で働こう、と言った風に考えている人は、このメリットを享受することは難しいと言えます。

公立病院は窮屈

民間病院と公立病院両方で勤務をすると、公立病院での仕事が窮屈に感じるかもしれません。

公立病院では決められたことを行うというケースが多く、新しいことをどんどん取り入れていくという姿勢があまりありません。

そのため、民間病院に比べて遅れた医療技術を利用しているケースもあります。

一方、民間病院は時代の流れを察知し、いち早く行動を起こす病院も少なくありません。
新人教育の体制などでは、そのことが如実に表れています。

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