日本褥瘡学会認定師

日本褥瘡学会認定師になるには、日本褥瘡学会により毎年一回実施されている認定試験に合格することが必須です。

さらに、4年以上、日本褥瘡学会正会員としてメンバーであることや、日本褥瘡学会が開催しているセミナーに参加することも条件となります。

寝たきりの患者様も急増している医療現場で褥瘡を予防し、その治療を推進するために看護の現場でも注目されています。

寝たきり患者様の多い療養病棟や老人介護施設では褥瘡医療が大きな問題となっています。

看護師として褥瘡に向き合う場面も増えているなか、チーム医療の先頭に立って褥瘡医療をリードする褥瘡学会認定師の活躍が期待されています。

認定は書類審査が中心となっていますが、日本褥瘡学会の正会員としての活動や学会が主催している教育セミナーへの参加が不可欠なので、参加漏れのないよう注意しましょう。

教育セミナーで褥瘡医療についてフィードバックしておくことで、筆記試験にも対応できます。

書類の提出期間も毎年2月から3月前後と決められています。

認定審査の合格書を受け取ったら、登録料を納入すると日本褥瘡学会認定師に登録されます。

褥瘡の患部は局所的なものであるため、これを未然に防ぐことは認定師でも難しいもので、褥瘡を未然に防ぐという役目を全うすることは大変なものです。

しかし、褥瘡に悩む患者様が急増している高齢化社会の日本において、医療の現場で働く看護師が褥瘡医療に精通していることは患者ケアのクオリティを高めることにつながります。

褥瘡を予防することを第一に、もし発症してしまったときも迅速な対応ができるよう看護師としてリードしましょう。

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