新人看護師|ゆとり世代は考えることができない年代なのでしょうか?
質問
Question20代後半で6年目の看護師です。
最近ゆとり世代の新人教育で悩んでいます。
新しい処置やケアをするときには確認するように言っているのですが、確認しません。
また、教えても教えた通りにやらずに自己流でやって失敗し、叱ると泣き出す始末です。
泣かれるとこっちが悪いようになってしまいますし、そんなに構っていられるほど暇ではないのです。
ゆとり世代の新人教育ってどうしたらいいですか?
新人教育の経験がある看護師さん、ポイントなどアドバイスをお願いします。
回答
Answer確かに、ゆとり教育を受けた人に対しては思考力が低い、忍耐力が足りないと思うことがおおいのは事実です。
質問者様が腹立たしく思うのも無理はありません。
ポイントは、ゆとり世代ということを一旦忘れてみることです。
ゆとりだから、と思うから腹が立つのです。
新人個人の性格を見るようにし、こういった看護師であればこんな指導をすると良いかも、という感じでプログラムを作ってみてください。
そうすればもう少し余裕ができるのではないかと思います。
泣かれることを恐れない
ゆとり世代の教育という面では、いろいろな業界で苦労しています。
その中で最も問題なのが、厳しい指導をするとすぐに泣き出すということです。
では、なぜ泣き出してしまうのでしょうか?
まず、最も大きな点は叱られ慣れていないことです。
最近では、家庭でも厳しく叱られたことがない、という子供が増えています。
よって、厳しいことを言われるとすぐに泣いてしまうのです。
であれば、最初のうちは泣かれても仕方がない、と割り切って、厳しく接するところは厳しく接していけばいいです。
自分のことを思って言ってくれている、ということが伝われば、自然と泣かなくなるのではないでしょうか。
アメとムチの使い分けを注意しましょう
しかし、厳しいだけの指導では伝わりません。
優しいところも出していき、アメとムチを上手に使い分けます。
そうすることで、新人看護師の成長も早くなります。
上手くいかない時には、このアメとムチの微調整をするといいですね。
人それぞれちょうどいいバランスは異なりますので、いろいろと試しながら、最も適したアメとムチのバランスを掴んでいってください。