新人看護師ですが覚えることが多すぎて付いていけません…
質問
Question私は、20代の看護師歴1年の女性です。
念願の看護師になったのに、毎日の仕事がうまくいかずに困っています。
私はもともと要領が悪いと自覚しています。
その為に、仕事の失敗が多くペース配分も苦手です。
自宅へ帰宅すると復習や業務の確認もしなければいけません。
しかし、ぜんぜん覚えられない自分が嫌になってしまいます。
覚えの悪い新人看護師でも、経験を積んでいけば業務についての知識は増えていくものなのか教えてもらいたいです。
回答
Answer確かに、新人看護師は覚えることがたくさんあって、毎日の業務と復習で体力も限界で精神力も持たないでしょう。
しかし、経験を積んでいけば業務についての知識は自然と増えていくので安心してください。
ただし、経験の積み方は考えるべきです。
ここでは、知識を速く増やしていくための経験の積み方を考えていきます。
観察とメモ
同じ経験をするのでも、姿勢を変えることで得られる経験の大きさは全く違ったものになります。
例えば先輩と仕事をするとき、自分のことで手一杯になるのではなく、先輩の動きをみて要領を学び、その動きの中から学び取ったことをメモするようにします。
そしてその要領や手順を真似ながら仕事をしてみましょう。
実践で試行錯誤する、という感覚で構いません。
看護は完璧に行おうとするのではなく、患者様に害が及ばない範囲で多少の失敗をしながら力を付けていくのです。
症状ごとにノートに記載して覚える
業務をしている時に、Aの患者様、Bの患者様、Cの患者様と全部覚えようとすると、時間配分が出来ずに、覚えてることができずに落ち込んでしまいます。
まず、症状別に対応するようにノートに記載します。
その後にAとCの患者様はa症状だから同じ対応。
しかし、申し送りではA様はここに注意、C様はここに注意と記載します。
患者様ごとに対応が違うのは、症状のケースや進み具合で対応が変わるので、覚えることがたくさんあると思いがちなのです。
このようにすれば、全く覚えられないということも減っていき、慣れてくればノートに記載せずともスムーズに対応することができます。