救急救命士

救急救命士は、医師の指示の下救急救命措置ができる国家資格です。

この救急救命士については今までに何度か制度が改正されており、どこまで救急救命士が対応できるのか、ということが議論となっていました。

緊急を要する救急救命の現場では医師以外も指示をしなければならない場面があります。判断力を必要とされる仕事といえるでしょう。

看護師業務への活かし方

看護師の職場の中で救急外来がありますが、そういった職場で勤務する際に役立つことがあります。

また、災害派遣などで派遣される看護師として、被災地に行く際には、技術として救急救命士の知識、スキルが役立てられるでしょう。

また、救急救命センターなどで働く際にも、救急救命士の資格があると採用の際に有利になります。

資格取得に向けて

資格取得の条件

  • 救急救命士養成所を卒業すること

取得に向けての勉強方法

勉強方法は救命士テキストを読む、解剖生理を知る、現場をイメージするという方法になります。
救命士テキストは非常に分厚く戸惑いますが、とにかく読み進めることです。

2~3回読み通すことで内容が見えてきます。全体図が見えて各項目を関連付けて読める(ショックの項目を読んだら次は血管系を読む、など)ようになり、理解が深まっていきます。

救急救命士の大変さとやりがい

救急救命士の仕事は非常に厳しい環境に置かれます。
救急車で駆けつけ、状況を判断し適切な処置をし、更には医師の指示も仰ぐという、素早い判断が必要になっています。

よって最初はプレッシャーを感じる場面が多いと思いますが、人助けにダイレクトに関わっているという点でやりがいを感じるでしょう。

救急救命士は医師以外で、人の生死に直接関わっている資格です。
緊急を要する状況下で最適な判断を下し、素早く行動することで命を救えることはやりがいに繋がるでしょう。

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