救急救命センターの大学病院、県立、市立の違いは?

質問

Question

20代後半の女性看護師です。
看護師として8年の経験があります。

現在は個人病院で仕事をしていますが、救急看護に興味があり、スキルアップのために救命救急センターで仕事がしたいと思っています。

救命救急センターにも大学病院、県立、市立などがあると思いますが、どういった違いがあるのでしょうか?

回答

Answer

救命救急の違いは、病院の役割の違いと直結します。
大学病院は最先端の高度な救命救急を行っている病院が多いです。

全国的に有名な病院が多く、ドクターヘリで搬送されることもあります。
つまり、地域を選ばず高度な3次救急が多いということです。

県立病院は県の、市立病院は市の救命救急を引き受けています。
よって、まずは市立が対応し、難しいものが県立にという流れになります。

それぞれの特性を踏まえ、自分の希望条件に合っているところを転職先に選びましょう。

市立の病院は民間の総合病院並

最近では市町村の統廃合などが頻繁に起こっており、その中で市立の病院が民間に譲与されたりしています。

また、市立の病院がない地域もあります。
そういったところでは、民間の総合病院が、市立病院の役目を担っています。

つまり、市立の病院は、民間の総合病院と役割はそれ程違わないということです。

救命救急センターか救急外来か

救命救急センターというと、やはり大学病院になります。

中に県立もありますが、市立の場合は救急外来という方がイメージに一致するかもしれません。

各々で役割も違い、どういった患者様が運ばれてくるかも違いますが、緊急時に対応するという点には違いありません。

また、転職を希望する看護師は、自分に最適な仕事内容を選択することが必要です。

スキルアップのために大学病院の救命救急センターに就職しても、ついていくことができないと意味がありません。

県立の病院や市立の病院、民間の病院でも救急対応を行っていることには変わりありませんので、1日の救急患者の搬入数などを確認し、自分のイメージに一致している病院を選択するようにしましょう。

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