患者様の状態を上手に伝えられるよう、申し送りのコツが知りたいです

質問

Question

始めまして。私は現在看護師1年目です。

私の悩みは申し送りがうまく出来ないことです。
以前から話すことが苦手で自分ではまとめているつもりでも、伝えたいことが伝わらず悩んでいました。

看護師にとって申し送りは非常に重要な業務であると師長や主任にも教えられているため、毎日が不安でしかたありません。

どうすれば申し送りが上手くできるのかを教えてください。

回答

Answer

申し送りがうまくできず、さらに元来話すことが苦手であれば、さぞかしお悩みのことでしょう。不安も大きいことと思います。

しかし、質問者様と同じような悩みを抱えている看護師は沢山いますので安心してください。
申し送りはコツをつかめばそれほど難しいことではありません。

伝えたい事をうまく伝えられない人の多くは、何を伝えれば良いのかが分からずに全てを伝えようとするか、要点をまとめようとするあまり大切なことまで省略してしまうかのどちらかが多いようです。

ですから、申し送りではどんな情報が必要なのかをきちんと理解するところから始めましょう。

申し送りで必要な情報とは?

申し送りとは日勤から夜勤への引き継ぎ、または違う診療科を受診する際に必要な情報交換のことです。

したがって重要度は高いのですが、必要な情報の種類は限られているので、そこを理解できればそれほど難しいことではありません。

では、申し送りで必要な情報について説明していきましょう。

一般的には患者様の氏名、年齢、性別、身体の状況(体温、体重、血圧等)、投薬の状況、食欲、排泄の有無または回数、特筆すべき事項などですね。

特筆すべき事項とは?

上記の中で「特筆すべき事項」以外は特別難しいことは何もありません。
問題はこの「特筆すべき事項」ですが、これは何事もなければ「無い」でOKです。

もし、勤務中に容態が急変したとか、普段とは違うことがあった場合には看護日誌にその事を記載しておきましょう。

申し送りの際にはその内容に沿って口頭で伝えるだけです。
もし、他にも思い出した事があればそれを追記しておけば良いでしょう。

基本的に申し送りとは形式的な意味合いが強く、大切な事は看護日誌や温度版を読み返せば業務が出来るようにしておけば良いのです。

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