患者さんの受け持ち人数と忙しさは比例しますか?
質問
Question看護師歴3年なります。20代後半の女性看護師です。
今、日勤で受け持ち患者数が6人前後のところで働いています。
忙しくて限界を感じていて、転職を考え始めました。
調べてみると受け持ち6人は少ない方みたいで、転職してもっと忙しくなるのかなと思うと不安です。
実際の受け持ち人数と忙しさは比例するのでしょうか?
回答
Answer実際の受け持ち患者数と忙しさは比例しません。
それは、看護を提供するにあたり、患者様の重症度、どこまで看護ケアが必要かにもよるからです。
患者数が少なくても、重症患者を受け持つ場合は、看護業務が色々あり、時間が足りないこともあります。
どんなところで働くと忙しくないのか考えてみましょう。
受け持ち数と忙しさは比例しない
どんな勤務先でも、それなりに忙しいとは思います。
ただし、忙しさの内容は違います。
例えば、同じ6人を受け持つ場合、個室や集中治療室等重症度の高い患者様を受け持つ場合は、看護ケアの内容や投薬の種類や回数が明らかに多くなります。
逆に大部屋の患者様8人を受け持つ場合でも、大部屋の患者様は看護ケアが少ないため、仕事もすぐに終わります。
重症度の低い患者様を扱う病院であれば、担当する患者数が多くても、忙しくなることなく仕事を終えることができるでしょう。
忙しくない病院選び
忙しくないところに転職したい場合、探すのは難しくありません。
例えば、介護施設やクリニック、個人病院などがあります。
他にも、病棟で働かない場合は、透析センターや健診センター、健康管理室、献血センターなどがあります。
質問者様は経験が3年ということで、これからも学ぶことも多いかと思います。
病棟勤務を希望されるのであれば、個人病院や老人介護施設など、少しのんびりしたところを選んでみるのもいいかもしれません。
ただし、やりがいを求める場合は、少し物足りないと感じる場合もあります。
将来的にどんな看護師の仕事をしたいのか考えみると進むべき道が見えてきますよ。