応用心理士
応用心理士になるには、日本応用心理学会の会員として2年以上現在も入会中であり、心理学の専門的知識があると認められる場合に資格認定を受けることが求められます。
心理カウンセラーよりもさらに多彩な職場での活躍が期待されています。
医療施設や看護分野を中心に官公庁の司法矯正や交通関係部署、教育機関、相談部署、一方、企業や法人であれば人事や労務部署において、心理学をあらゆる業務の円滑な遂行に生かすことができる認定資格です。
看護師業務への活かし方
資格の名称のとおり、心理学をさまざまな方面に応用していく一定の能力があると認定されたのが応用心理士です。
勤務する看護の現場に合わせた具体的なアプローチを発案し、チームで共有していくことで心の側面から業務を組み立てることができるようになります。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 日本応用心理学会に2年以上入会中であることに加えて、以下のいずれかに該当すること
- 大学の心理学関連の学科や選考を卒業していること
- 日本応用心理学会の機関誌や年次大会で研究論文を発表していること
- 3年以上の応用心理学に関連する実務経験があると認められること
取得に向けての勉強方法
応用心理学の専門知識や実務経験を持つ学会員について審査により認定する資格です。
とくに勉強は必要なく、学会員として活動中で認定審査委員会が認定すれば認定応用心理士として活動することができます。
なお、日本応用心理学会は大学で心理学を中心にその隣接分野の学問(教育学、児童学、医学、看護学、人間工学など)を修得していることが入会条件です。
応用心理士の大変さとやりがい
患者様にも色々な方がいるため、治療を受ける側の心理を正確に読み取ることは時にこんなんで、大変なものとなります。
しかし、心理学のアプローチを看護業務や職場関係のなかで活用することで円滑なコミュニケーションが図れるようになり、それは大きなやりがいにつながります。
また、患者様とコミュニケーションをとる上でも、応用心理学の知識は必ず活かすことができるでしょう。