小児救急ではたらく看護師の仕事を徹底リサーチ
小児救急看護師の仕事内容は、一般病院と比較して素早く適切な判断が求められます。
大きな医療機関に職場があることが多いので、福利厚生が充実していることが多いです。
子供を相手にする仕事なので、子供好きな看護師の方が勤めている例が多いといった特徴があります。
主な仕事内容
・トリアージ業務
救急患者様を受け入れる職場になりますが、その多くが軽傷になります。
重症の患者様を優先的に治療できるように判断します。
・応急処置
順番待ちをしている患者様に対して、手当を行います。
その時に怪我や様々な症状を見逃さないよう観察するのが重要です。
・相談業務
近年、子供への虐待や育児放棄が社会問題化しており、子供のご家族へのサポート・児童相談所との連携も必要になります。
小児救急で働く看護師の特徴
・2交代制が多い
夜勤もあるなどハードな仕事内容のため、福利厚生を充実させている職場が多いのが特徴です。
・託児所がある
夜勤時にもお子さんが預けられるように、24時間制の託児所を用意しているところも少なくありません。
民間の託児所よりも安くお子さんを預けられるので、多くの看護師が利用しています。
安心してお子さんを預けられることで、仕事に力を注げるといったメリットもあるのです。
求められる人材像
小児救急看護認定看護師の資格を持っている看護師が求められています。
また、子供を相手にするので、子供好きである事も重要です。
資格は絶対に必要ではありませんが、就職に有利になりますし、必要なスキルを身につける事も可能です。
冷静な判断力も小児救急看護師には求められています。
救急の仕事になるので、遺体が運び込まれてくることもありますし、手当をしても助かる見込みのない絶対予後不良者の対応が必要になります。
そのようなケースでも、助かる見込みのある方から、冷静に優先順位をつける必要があります。