嫌いな医師がいる。看護師を軽蔑するのはパワハラですか?

質問

Question

内科外来に勤務する5年目の看護師です。

医師の中に、看護師に平気で傷つくことを言ったり、軽蔑した態度をとったりする方がいます。
私も含め、同僚看護師たちはみんなその医師のことが嫌いです。

看護師に対して心無い言動を放つこと、軽蔑した態度をとることはパワーハラスメントには当たらないのでしょうか。

回答

Answer

医師からの心無い言動や態度は本当に辛いですよね。
皆さんがその医師のことを嫌いになる気持ちは良く理解できます。

ここではパワーハラスメントと断定できませんが、多くの看護師が不快に感じているのであれば、病院として対処すべき事柄かもしれません。

まずは内科外来看護師で、師長に相談をしてみてはいかがでしょうか。

それでも駄目なときは、病院内のパワーハラスメントに対処する部署に相談をしてみるとよいかもしれません。

パワーハラスメントの定義を確認しましょう

ここでは具体的な言動や態度が述べられていないので、それがパワーハラスメントに当たるかを判断することはできません。

一般には、パワーハラスメントは、職務上の地位の優位性を背景に、適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為をいうとされています。

嫌いな医師の言動や態度が、この範囲に当てはまるものであれば、パワーハラスメントと言えるかもしれませんね。

パワーハラスメントへの対処方法

今の状況に多くの看護師がお悩みであれば、内科外来の看護師でその声を集め、師長に相談してみましょう。

本来的には、師長が内科外来として対応すべき事柄です。
師長が動かない場合は、内科外来の看護師で協力

  • いつ、どこで、どのような言動や態度があったか
  • 嫌いな医師の言動で退職をした看護師はいないか
  • あるいはこれから計画している看護師はいないか

などの記録を集め、看護部長やパワーハラスメントに対処する部署に提出するとよいかもしれません。

行動を起こす際は、メリットデメリットなどをよく考え、慎重に動きましょう。

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