国立病院で看護師として働きたい!
質問
Question20代前半の女性看護師です。
看護師歴3年目でクリニックで勤務をしていますが、国立病院に興味があります。
国立病院は国家公務員の待遇になるということを聞いたことがあるからです。
国立病院で働く場合、一般病院とは何が違うのかが知りたいです。
よろしくお願いします。
回答
Answerまず、現在国立病院は独立行政法人国立病院機構となっており、国家公務員待遇での採用となっていますが、国家が認める特定独立行政法人から外れることになっており、2015年4月からは、国家公務員待遇から変わる可能性があります。
国立病院というのは、一般病院が受けない、対応できない疾患を受け入れている病院です。
例えば結核病棟などを国立病院内で見かけることがあると思いますが、全国的に設置されている病院が多いです。
他にもパーキンソン病など難病指定を受けている疾患の病棟などが多く、そういった疾患に関わっていく可能性が高いということが一般病院との違いです。
国立病院でしか対応できない疾患がある
国立病院は難病指定になっている疾患や、より高度な治療を必要とする患者様が入院しているため、一般病院とは役割が異なってきます。
一般病院は、地域の患者様の中で、病院の内容に一致した患者様の対応をすることになりますが、国立病院は全国か該当する患者様が診察、入院をします。
特定の診療科目を極める方法もあります
国立病院には専門性の高い診療科目があります。
民間病院では内応できない診療科目ですので、そういったものを極める、という意味合いで国立病院を選択する看護師もいます。
国立病院の魅力は待遇面と答える看護師も多いですが、専門性が高い診療科目に携わることができる、やりがいを感じることができるという方も多いです。
専門性が高い診療科目を専門にするにあたって、勉強会や講習などにも参加する必要があります。
このように大変な面もありますが、スキルアップを求めていくには最適な環境と言えます。