国立病院で働く看護師のお給料は?
質問
Question20代前半の女性看護師です。
看護師として3年目になり、現在はクリニックで勤務しています。
転職を考えており、転職先としては国立病院を検討しています。
準公務員になれるというメリットがあり、給与も高いようなイメージを持っています。
実際のところ、国立病院の給与はどうなのでしょうか?
回答
Answer国立病院の給与は、10年間仕事を続けると高収入になります。
金額で言うと、年収500万代の後半になるでしょう。
しかし、最初のうちは、逆に民間病院よりも安いかもしれません。
国立病院の魅力の1つは、経験加算が多いため、勤続年数が多くなればなるほど、年収が跳ね上がることです。
勤続20年を超えてくると、管理職でなくても民間病院の管理職クラスの年収である、600万に届く可能性があります。
長く続けるのであれば、国立病院への転職は年収アップに繋がりますが、直近の年収アップであれば、あまり国立病院にはメリットがないかもしれません。
長く勤務すると給与面での恩恵がある
国立病院は長年勤務することで給与面での恩恵を受けることができます。
基本給の経験加算が多いということもありますが、手当に関しても経験によって変わってくるものがあります。
それが夜勤手当です。
よって、経験を積むことによって給与のアップする額が非常に大きくなります。
新卒の時には夜勤手当の金額が少なく感じることが多いと思いますが、10年後には夜勤手当の金額を多く感じることができると思います。
賞与などにも安定感がある
病院はもともと安定しているというメリットがあるのですが、近年では病院も以前ほど安定していない状況になっています。
例えば、賞与がカットになっている病院なども出てきています。
しかし、国立病院では仮に賞与が少なくなる時でも、あまり大きな変動はせず、安定した
収入になります。
安定して年々年収が上がる職場であれば、やはり国立病院は魅力的です。
そういった安定性がありますので、住宅ローンなども審査が通りやすい、というメリットもあります。