准看護師から正看護師への支援制度がある病院について
質問
Question30代前半の女性看護師です。
准看護師として看護歴が13年間あります。
最初のうちは問題なかったのですが、年々准看護師の地位の低さを感じるようになり、嫌気が差してきました。
最近では年下の正看護師に指示を受けることも多くなり、更には給料でもそういった若い正看護師の子の方が高く、悔しい思いをしています。
今から正看護師の資格を取得するために学校に通いたいのですが、生活があるため、仕事を辞めることはできません。
働きながら正看護師の資格を取得するための学校に通う支援をしてくれる病院で働きたいと思っています。
支援内容は具体的にどういったものなのでしょうか?
また、そういった病院は多いのでしょうか?
回答
Answerまず、支援制度としては金銭的な面、いわゆる奨学金制度とシフトの調整、この2つが支援の主な内容です。
しかし、基本的には奨学金制度が多くなっており、シフトの調整に関しては看護学校を持っている病院で仕事をするケースが一般的です。
少し前までは多く存在していましたが、近年では4年制の大学が増え、病院が運営する看護学校は少なくなってきつつあります。
逆に、10年以上の准看護師の経験で可能になっている、通信制の専門学校の方が、働きながら受けやすい内容になっています。
年齢的には30代の前半まで
正看護師の取得に年齢制限はありません。
しかし、病院が支援してくれて正看護師の免許を取得するのは30代の前半までと思っていた方が良いですね。
というのも、奨学金制度などは総合病院などで多いのですが、急性期で忙しい環境のため、職員採用自体が30代前半になっているためです。
その年代までの正看護師が欲しいのです。
通信制なら問題なし
准看護師のキャリア10年以上で、通信制での正看護師の免許取得が可能になります。
この形であれば、月に数回通うだけで大丈夫ですので、働きながらの取得に適しています。
但し、費用はかかるので準備が必要です。