健康相談カウンセラー
健康相談カウンセラーは企業での採用職種の1つです。
全国訪問健康指導協会で勤務するときの、管理栄養士、看護師、保健師の職種の総称です。
この仕事は電話や対面で健康相談を受けることが主な業務となります。
一見難しいように見えるかもしれませんが、マニュアルに沿って面談を行っていくため、このような業務の経験がない看護師でも安心して仕事ができます。
健康管理の知識をフルに活用しながら、企業で仕事を行うことができます。
看護師業務への活かし方
看護師業務からは離れてしまうかもしれませんが、保健指導が主な仕事になります。
したがって、検診センターなどでの勤務経験があると活かすことができるでしょう。
他にも、患者様やそのご家族からの不安を伺う場合や、同僚や後輩看護師の悩みを聞く場合、そのようなスキルも存分に活かすことができるでしょう。
看護師としてのスキルを活かして勤務することが可能ですが、注意したいのは、もしいったん健康相談カウンセラーとして働いた後に病院などに看護師業務をするために戻った場合、健康相談カウンセラーは臨床現場での経験ではないため、病院での勤務としてはブランクになってしまいます。
将来設計も考えながら、健康相談カウンセラーになることをお勧めします。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 管理栄養士、看護師、保健師免許を有していること
取得に向けての勉強方法
資格取得のための有効な勉強方法は不明ですが、カウンセリング関係の書籍をよく読むことや、ホームページなどを見て、面接でどのようなことを聞かれるかなどをイメージしておくと良いでしょう。
健康相談カウンセラーの大変さとやりがい
健康相談カウンセラーは人の悩み相談を受ける仕事ですので、内容によっては辛いものもあるかもしれません。
客観的に話を聞くことができるようになれば問題ありませんが、そうなるまでが少し時間しかし、利用者の悩みを解消し、前向きに生きていこうとしている様子を見ると、やりがいを感じるのではないでしょうか。