何度も失敗してつらい。要領悪い人は看護に向いていないの?
質問
Question20代で看護歴は1年になります。
小さな失敗を重ね、先輩にフォローしてもらうことが多く、自分は使えない人間ではないかと思ってしまいます。
先輩や同僚に嫌われるのではないかとびくびくしています。
要領の悪い人は看護師に向いていないのか、経験豊富な看護師さんに質問したいです。
回答
Answer小さな失敗を重ねるごとに自尊心や自信は少しずつ削られていき、何度も続けば酷く落胆してしまうものです。
質問者様も、今まさにそういう状況かもしれません。
しかし、要領の悪い人は看護師に向いていないと考えることはありません。
確かに要領がいいに越したことはないのでしょうが、そもそも小さな失敗は新人にはつきものです。
最初から要領良くできる人はいません。
しかし、同じ失敗を繰り返さないことが重要です。
また、先輩看護師にフォローしてもらうことをマイナスと考えず、次に活かすための勉強と思ってしっかりフォローを受ける姿勢を持ちましょう。
フォローをプラスにとらえよう
新人のうちは多くの看護師が要領よくできずに失敗するものです。
大切なことは同じ失敗を繰り返さないことであり、そのためには注意を受け入れる姿勢と向上心が必要です。
要領が悪いからといって、すぐに向いていないと考えるより、どうしたらできるか考えてみましょう。
自分は一人でできると言ってしまうより、フォローしてもらうことに感謝して、そこから少しでも学ぼうと思う気持ちが大切です。
自信のない処置の時には迷わずフォローをお願いするくらいの方が、出来ないことを出来ると言ってしまう看護師よりも指導者も信頼できると思います。
嫌われることを心配しすぎない
先輩看護師からフォローされることを恐縮するよりも、フォローされたら感謝の気持ちを示すことを考えましょう。
次にはひとりでこなせるようになるために考えたことについて聞いてもらうこともお勧めです。
先輩のフォローは、あなたが成長して一人で処置ができるようになるためのフォローです。
そこから学ぶ姿勢を周囲に伝えることで、関係がよくなる可能性もあります。
嫌われてしまうとびくびくしてしまう気持ちよりも、感謝し学ぶ気持ちを伝えていきましょう。