企業の場合は入社、病院の場合は何て書くの?
質問
Question20代半ば女性で、看護師歴5年です。
病院に応募するために履歴書を書いています。
履歴書に書く際に、病院にスタッフとして仕事し始めることを何といえばよいでしょうか。
会社の場合は入社といいますが、病院では違うような気がします。
回答
Answer確かに会社に入ることは「入社」といいますが、間違っても病院に入ることを「入院」と書かないように注意しましょう。
全く違った意味になってしまいます。
一般に医療機関のスタッフとして仕事を始めることを「入職」といいます。
混同しないように気をつけましょう。
履歴書に記載する際も仕事を始めることは「入職」、仕事を辞めることは「退職」と書けば問題ありません。
口頭では入社といっても通じないことはありませんが意味が異なってしまうので、医療機関の場合は「入職」と覚えておきましょう。
職経歴欄や志望動機欄でこの言葉を使う必要がでてきます。
履歴書を書く際の注意点
履歴書に学歴と職歴を記載する欄には、中学校の卒業時点から記入します。
「平成○○年 ○月 東京都立○○中学校 卒業」といった風に書きます。
続いて、高校の入学及び卒業、看護専門学校もしくは大学の入学及び卒業までを書けば学歴は終わりです。
一行あけてから職歴を書くようにしましょう。
賞罰については賞があれば記入してもよいですし、省略しても構いません。
正しい言葉の使い方
履歴書に書く際に特に注意が必要なのは「貴院」と「入職」という表現でしょう。
採用者は細かい言葉遣いまでみていますので適切な表現ができるようにしておきましょう。
職歴を書く際には病院は必ず正式名称で書きます。
「平成○○年○月 都立○○総合病院 内科病棟 入職」といったように所属していた部署まで書くようにしましょう。
退職の経歴は同じように「平成○○年○月 同病院 同病棟 一身上の都合により退職」という風に書きます。
言葉遣いは些細な点に思われるかもしれませんが、常識的なマナーができるということを採用者側にアピールするためにも正しい使い方ができるようにしましょう。