仕事を振られて臨機応変に動けない新人看護師はダメな奴…?
質問
Question看護師歴1年の20代女性です。
急に仕事をふられ、的確に動けないことがよくあります。
まだ私が教わっていない新しい仕事も、簡単な説明だけで命令口調で指示がきます。
私は、弱気でうっかりミスをしてしまわないように緊張して仕事をしています。
そのせいか「何度も同じ事を言わせないで」と先輩にイライラされます。
私の同期は、問題無く仕事を覚えているようなので、自分は仕事に向いていないのかと自信を無くしてしまいました。
指導経験豊富な看護師に、新人看護師でもいきなり仕事を振られて臨機応変な動きが出来るものなのか教えて欲しいです。
回答
Answer確かに看護師は命に関係する仕事なので臨機応変に動けないと、医療ミスにつながることもあります。
人命を扱う職場ですから、先輩方も緊張感を持って仕事にあたっています。
その結果、質問者様にきつくあたられているように感じるかもしれませんが、「新人はいきなり動けない」ということもわかっているはずですので、まずは落ち着いて指示の内容のパターンなどを覚え、徐々に臨機応変に対応できるようになっていきましょう。
臨機応変な動きは必須
新人のうちは慣れないことも多く、いきなり臨機応変に動けないのも無理はありません。
しかし、病気は個人差があり、進み具合や異変の兆候も異なることがあります。
前の患者様とは違うから動けないというのでは、致命的な事態に発展するかもしれません。
そのため、普段から看護師も医師も臨機応変に動くように厳しい指示をして訓練しています。
一秒が命に影響する職場だからこそ、病状の悪化に合わせた臨機応変な動きが求められるのです。
臨機応変に動く為に指示をパターン化してメモする
病院という職場では、いつ予想外の事態が起こってしまうのか分かりません。
そのようなことにならない為に普段から申し送りやカンファレンス、カルテ記載、巡廻や検温、回診をしています。
これらをスムーズにこなすためには、他の看護師や医師の指示のパターンはメモを取ることで次回は同じ質問を回避出来ます。
メモに記載した指令と器具や薬品のオーダーをパターン化することも可能です。
このようにしておけば、新人看護師でも動けない状態から、スムーズに動くことが出来るようになります。