介護療養型医療施設ではたらく看護師の仕事を徹底リサーチ
介護療養型医療施設は、介護と医療を必要とする高齢者が長期療養するための施設です。
医師3名以上、看護師17名以上、介護職員17名以上と規定があるため、他の介護施設に比べて医療が手厚く受けられます。
病状が比較的安定した患者様が利用する施設のため、仕事内容もきつくなく、残業も少なめです。
病棟勤務から転職を希望する看護師も多いようです。
主な仕事内容
- 医療ケア
胃ろうや経鼻チューブからの栄養剤注入、吸引、酸素吸入などの医療ケアを提供します。
褥瘡の消毒やバイタルチェック、投薬なども行います。 - 専門スタッフとの連携
理学療法士や管理栄養士、作業療法士など専門家も働いています。
チームで連携していくことがより良い看護の提供に繋がります。 - 介護職員と協力して介護を提供
看護師と同頭数の介護職員が働いているので、仕事の役割分担や協力しあいながら働くことが必要です。
介護療養型医療施設で働く看護師の特徴
- チームで働ける人
他分野の専門家が働いていて、それぞれ重要な役割を果たしています。
それぞれの立場を理解し合い、よりよい看護やケアを提供していく必要があります。 - 知識や経験のある人
それぞれの知識や経験を活かしながらフォローしあって仕事をします。
個人プレーではなくチームプレーが得意な看護師なら、働き安い職場です。 - 比較的のんびり仕事ができる
一般の病院よりは疾病が軽度のため、医療処置が軽度です。
また、残業も少ないので、子育て中や介護中の看護師に人気の職場です。
求められる人材像
多方面の専門家とともに働くことになるため、お互いを尊重し合える関係作りが大切です。
チームで働ける能力のある看護師が求められています。
患者様や家族との信頼関係を築くのも必要となります。
これらにはコミュニケーション能力が重要です。
経験や知識のある看護師で、少しのんびり仕事がしたいと考えている人に人気の職場です。
また残業が少ないなどのメリットもあります。