今現在、妊娠3ヶ月です。抗がん剤で被爆しますか?

質問

Question

経験3年目の女性看護師で妊娠中です。
現在は外科病棟に勤務しています。

こちらの病棟では手術や化学療法を受ける患者様が殆どなので、被爆する可能性がないのか心配しています。

抗がん剤では被爆する可能性はあるのでしょうか?

回答

Answer

妊娠3ヶ月目ということで、まだ安定期に入っていないのでご心配なお気持ちよくわかります。

抗がん剤には薬剤部でミキシングされて上がってくるものと、抗がん剤単体で上がって来て、医師がミキシングするものの2種類があります。

看護師が行うのはケモ薬更新と輸液管理程度ですので、もし被爆の恐れがあるとすればケモ薬が輸液パック刺入部から漏れ出したものを、うっかりして素手で触ってしまうことでしょう。

薬剤を扱う時には必ず手袋を使い、液が目などに入らないように気をつければ大丈夫です。

扱う薬剤の性質をしっかり認識し、決められた手順を守ったら、あとは心配しすぎないことも大切です。

どのような薬剤をどのように扱っているか

勤務が忙しかったり慣れが加わると、一つ一つの薬剤の扱いに注意が行き届かないこともあるかもしれません。

しかし、やはり抗がん剤の中には扱いに注意が必要なものがありますし、妊娠しているという特殊な事情があります。

ここはしっかり勉強する必要があります。

自分が今どのような薬剤を扱っていて、それにはどのような注意が必要なのか、先輩の看護師にしっかり尋ね、決められた取り扱い方法をきっちり守りましょう。

決まりを守っていれば問題なし

薬剤管理の業務は毎日ありますので、いつも気にしながら勤務することは、母体にとってもいいことではありません。

化学療法を行っている外科病棟にお勤めの看護師の方も皆さん元気な赤ちゃんを出産していますので大丈夫です。

必要に応じてマスクや手袋などを装着し、うっかりしたミスがないようにしていれば、普通に勤務して問題ありません。

何か不安に思った時はすぐに他の看護師や医師に相談してみましょう。

お母さんが安心して働くことが、お腹の赤ちゃんにとっても一番いいことです。

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