ヘルニアになった看護師です。労災は適用されますか?

質問

Question

看護師歴5年の20代の女性です。
私は以前からもともと腰が悪くて痛持ちでした。

患者さんを支えたり重たいものを持ったりと力仕事が多い看護師の仕事を始めてから、ヘルニアになってしまいました。

仕事に支障が出ないようにこまめに病院に通っているのですが、かなり通院費がかかっています。

これからも仕事を続けていきたいので、病院通いは続くと思うのですが、看護師の仕事をしてヘルニアになった場合に、労災は適用されるのでしょうか?

回答

Answer

ヘルニアで労災が適用されるのかどうか質問者様の場合は「微妙なライン」というのが正直なところです。

というのも、質問者様はもともと腰痛をお持ちだったということですから、看護師のせいでヘルニアになったとは断言できないわけです。

職場内での発症でしたら労災がおりる可能性がありますが、職場以外の場所で発症したのであれば労災が適用されるのは極めて難しいと言えます。

またヘルニアへの対策としては、職場の人たちからの協力や理解も重要です。

ただ協力が求められないケースも考えられるため、もしそうなった時にヘルニアが悪化するおそれがある場合には、休職して完治させた後にまた看護師としての新たなスタートを切るというのもひとつの方法です。

周りも理解してくれるはず

ヘルニアが悪化しないようにと病院に通いながら仕事を続けていくのは大変でしょう。
通えば通うほど必要になるのが治療費と交通費ですね。

労災が適用されれば言う事ありませんが、もし適用されなかったとしても、それを理由にして仕事を辞める!なんて意気込んではいけませんよ。

ヘルニアで大変だということは職場の人は皆理解していますから、何かしらの対策を講じてもらえるはずです。

重い荷物を持つなどの重労働は担当から外してもらうくらいの配慮はしてくれるでしょう。

何の配慮もされなくても諦めてはいけません。
自ら辛さをアピールしましょう。

完治するまで安静に

ヘルニアを完治させるためには、安静が必要です。

仕事を続けながらだとどうしても治りが悪くなってしまうので、ヘルニアが良くなるまで休職するのも一つの方法です。

ヘルニアがひどくなるのでは?と心配しながら仕事を続けていくよりも、一旦仕事を休んで完全に治してから復帰した方が、今後も安心できるのではないでしょうか。

労災の適用は厳しいですが、労災がおりなかった場合のことを今から考えてより良い解決策を見つけていきましょう。

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