プライマリーナース
プライマリーナースは、一人の患者様を入院から退院まで責任をもって担当します。
具体的には、入院時に医師などと治療計画を立て、患者様やご家族様のご要望に合わせた看護計画を立案します。
この看護計画をもとに、全てのスタッフが共通理解のもと看護を行うことになるため、経験と知識、周囲に伝える力が必要です。
一人の患者様と信頼関係を深め、全人的なケアを目指していくお仕事です。
求められるもの |
今から磨いておくべきスキル |
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プライマリーナースの大変さとやりがい
一人の患者様を入院から退院まで受け持つことになるので、患者様と深い信頼関係を築くことが求められるでしょう。
自分の担当の患者様という意識は、看護に対する強いやりがいが見出すことができます。
その反面、一人の看護師にかかる責任は大きいものとなるでしょう。
看護計画を立案し、時には要望や経過によって看護計画を修正、評価する進行管理能力も求められます。
また、アソシエートナースとの連絡調整を主体的に行わなくてはならないため、周囲を巻き込み自分が不在の時も滞りなく看護が行えるように伝える力も必要です。
一人当たりの責任が大きくなるので、大変な仕事といえるでしょう。
そんなプライマリーナースにとって、一人の患者様と信頼関係を結びながら看護できることは大きな喜びです。
深いかかわりを作れるので、コミュニケーションがとりやすく、些細な変化やニードに気づくことができます。
さらにこれらの気付きをフィードバックすることが、看護の質を向上することに繋がります。
看護の質が上がれば、患者様やご家族からさらに信頼を得られ、治療に貢献する実感を得られることも多いでしょう。
これがプライマリーナースのやりがいに繋がるといえます。