ティーチングナース(教育看護師)の仕事
ティーチングナースは、部署全体の新人教育を担当するので広い視野と様々な人材に対応し配慮する適応力が必要です。
新人看護師教育プログラムの立案、看護実践・看護技術についての指導を行う中で、プログラムの立案や実施・評価に関して、看護管理者と連携を取りながら新人看護師の教育を進めていきます。
教育の対象となる新人ナースとはもちろんのこと、看護管理者や周囲とのコミュニケーション、マネジメント力が求められます。
求められるもの |
今から磨いておくべきスキル |
---|---|
|
|
ティーチングナースの大変さとやりがい
部署全体の新人教育を担当することは、幅広い人材に対応しなければいけない大変さがあります。
新人全体の教育プログラムを立案するため、個々人の特徴を踏まえ、成長スピードに配慮するためにそれぞれと広くコミュニケーションを取ることが求められます。
こうした取り組みは看護管理者などと連携して実践・評価しますが、日常業務に加えて行うことになるので、仕事内容はハードです。
また、教育への取り組みには、所属する看護師全体の協力が欠かせないため周囲を巻き込む力も必要です。
様々な考え方を持つ看護師が、同じ方針で教育できる環境を作ることは非常に大変といえるでしょう。
しかし、部署全体の新人教育に携われるので、新人の成長がそのままやりがいに繋がります。
例えば「あいさつができる」ことが目標だった新人が「患者様を受け持つことができる」ところまで成長するまでを見守ることができます。
苦労した分だけやりがいのある役職といえます。
ティーチングナースは、部署全体の新人教育に関わる重要な役職です。
活動を通し、教育に関するスキルや、部署全体をマネジメントするスキルなどを学べます。
そのため、キャリアアップの一環としてもやりがいを感じられることでしょう。