アトピー持ちの看護師です。気をつけるべきことは?
質問
Question看護師歴1年、病棟に勤務しております。
アトピー性皮膚炎の持病を持っている私は、看護師という仕事を始めてからアトピーの症状が酷くなり、最近では手足や指先に傷ができてしまうようになりました。
このままにしておくのは感染症などが心配ですし、なにより患者さんも手が荒れている看護師に看護をされたくないだろうなぁと思います。
アトピー性皮膚炎を持っている看護師は、どのようなことに気を付け、どのように勤務していけば良いのでしょうか?
回答
Answerアトピー持ちの看護師も多くいます。
そういった看護師はやはり、何かしらの対処をしているようです。
たとえば自分の肌には合わないものは極力避けるという工夫です。
それにより、職場でアトピーの症状が悪化するのを防ぐことにもつながります。
アトピーの方であれば手洗いの回数が少ないほうがいいですので、その点も意識しておくといいかもしれません。
そしてやはり保湿を心がけたいですので、こまめにハンドクリームを塗るようにしているという看護師もいます。
患者様に対しては、長袖の着用などで肌の露出を避けておき、手荒れを気にされないように人柄を見てもらうなどが対策となります。
また、アトピーによる感染症のリスクを低減させるためには免疫力の低下を防ぐことが大切です。
アトピーでない看護師も乾燥に悩む?
看護師という仕事柄、一日に何度も手洗いや消毒をしなければならず、それによってひどい乾燥肌になる場合もあります。
アトピーでない看護師でさえそのような状態ですから、質問者様はとくに入念に乾燥を避ける心構えを持っておく必要があります。
免疫力低下を防ぐ
アトピーの状態にある皮膚は病原体が侵入しやすく、感染症のリスクが高まります。
そのため、正しいスキンケアを行い皮膚表面からの病原体侵入を防ぐと同時に、疲労を溜め込まない・規則正しい生活リズム・栄養バランスのとれた食生活などを通して免疫力の低下を防ぐことが重要になります。