4年目の男性看護師です。介護施設でやってけますか?

質問

Question

20代前半男性で看護師歴4年です。

若いうちは急性期病棟で経験を積んだほうがいいと言われて3年働いてきました。

もともと興味のあった介護施設でそろそろ働きたいと思っているのですが、いきなり転職して自分がやっていけるのか不安です。

急性期病棟と介護施設で業務内容の大きな違い等、男性看護師が介護施設でやっていけるのかを知りたいです。

回答

Answer

急性期病院と介護施設ではおなじケースを目の前にしても業務の手順がかなり異なります。

患者様の症状に対する分析やその対応も全くといっていいほど違うものだと思って良いでしょう。

勤務先のアセスメント方法を把握して慣れるまでは新卒看護師並のとまどいもあるかもしれません。

給与面ではかなり下がることを覚悟する必要があります。

とはいえ、男性看護師で介護施設を希望すると、体力的にハードなことが多い施設では大歓迎されることでしょう。

急性期病棟に比べれば慢性期の患者様とじっくり関わる介護施設での看護はそれまでと違ったやりがいをもたらすはずです。

慢性期ならではの看護業務

時間と緊張に包まれていた急性期病棟に比べると介護施設での看護はのんびりしたものに思えるかもしれません。

しかし、介護施設では患者様の症状の変化に対する対応もドクターコールのタイミングもまったく違うといって過言ではなく、一から転職先の介護施設のアセスメントを身につける必要があります。

また、介護施設は看護師の配置も少なく数十人から100人ほどを抱える施設の夜勤を介護スタッフとともに看護師一人で対応することもよくあります。

アセスメントスキルや緊急時の対応を一通りつかむまでは多大な努力を必要とするでしょう。

介護施設で働く喜び

入所者様と近い距離でじっくりとかかわることができるのが急性期病棟にはない看護師としてのやりがいとなります。

施設によっては入浴介助や体位交換といった業務について介護スタッフとの区分けがあいまいなこともあり大変なところもあります。

しかし、スピード優先の急性期病棟より働く喜びが大きくなることでしょう。

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