認定行動療法士

認定行動療法士は認知・行動療法の基礎理論を理解し、それを応用しながらストレスマネジメントなどに活用していくものです。

この資格は職場内でのストレスマネジメントだけでなく、患者様の心身のケアなどにも役立つ資格です。

近年メンタルヘルスが重要視されるようになってきているため、今後より注目を集める資格と言えるでしょう。

看護師業務への活かし方

看護師業務に活かす場は、幅広い分野であります。

まず、精神科の病院などで勤務する場合には、こういった学会で認定する資格を取得しておくと、基礎知識があるということで重宝されます。

興味もあり、尚且つ知識もあるという証明になるのです。
また一般病棟などでも、部署内のメンタルケアなどで活躍することも可能です。

管理職を目指す方も、スタッフのストレスケアは重要な課題です。
このような重要な課題に関わることができる資格となるでしょう。

資格取得に向けて

資格取得の条件

  • 日本認知・行動療法学会の会員歴が1年以上であること
  • 学会が主催する行動療法に関する研修を述べ6時間以上受講していること
  • 学会で行動療法に関する研究発表を1回以上行っていること

取得に向けての勉強方法

会員になった上で1年以上の実績が必要ですので、上司に相談し、学会の行事に積極的に参加できる環境を作ることが大切です。

また、研究発表なども必要ですので、本格的に行動療法に携われる環境に身を置くことも重要なことです。

看護師としてというよりも研究者として評価されることが重要となるため、実務と座学の両面から知見を広めていく姿勢が大切となります。

認定行動療法士の大変さとやりがい

認定行動療法士は知識、スキルともに高度なものを要しますので、習得までに時間がかかります。

そして、実際の実務だけでなく、研究成果も求められます。
看護師として現場に活かしたいという想いと相反する部分があるかもしれません。

しかし、しっかりとした知識、経験の上でないと、実務としても活用できない療法のため大変さを感じる部分も多いでしょう。

時間がかかるかもしれませんが、少しずつ取り組んでいくことで行動療法を行うことができるようになった時に、充実とやりがいを感じることができます。

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