失業保険の延長について教えて下さい。

質問

Question

私は現在20代後半であり、看護師になって7年目です。

30歳を迎える直前の日に出産を控えているので、近いうちに退職をする予定でいます。

退職した後は失業保険を受給する予定なのですが、我が家の家計を考えますと、予定されている給付期間では生活がやや苦しいです。

延長を視野に入れているのですが、失業保険延長というのは、どういったものなのでしょうか?

回答

Answer

質問者様は出産で退職をした方には失業保険を受給する資格がないということをご存じですか?

出産のために退職をした後に失業保険の給付金を受け取ることはできませんが、出産後に失業保険を受け取ることはできます。

働く意思があるにも関わらず、妊娠や出産が理由になり失業保険を受け取れないケースの打開策として「受給期間の延長」という仕組みがあります。

最長4年の延長ができるため、子育てが少し落ち着いてきたら再就職活動をしたいといった場合にも失業手当が味方になってくれます。

しかし、申請期間に決まりがありますので、申請する際にはご注意ください。

申請期間にご注意

手続きは退職翌日より30日を経過し、その翌日から1カ月以内に行うのが原則です。

文章だけですと少しややこしくなってしまいますが、たとえば3月15日に退職したとします。
その場合は当然、3月16日が退職翌日となります。

そこから30日目の翌日、つまり4月15日から1カ月以内が受給延長の申請期間となるのです。

ただ妊娠中は、つわりなどによる体調の変化もありますので、なかなか申請に行くのが難しい場合もあります。

代理による手続きも可能ですし、郵送による手続きも可能ですので、それらを利用しながら申請期間を守るようにしましょう。

あくまで働く意思が必要

失業保険の延長に関しては、産後の再就職を予め考えている方が対象です。

働く意思がないと見なされると受給対象でなくなってしまうので、再就職に向けた活動をする考えがもともとないのなら、申請をする必要はないでしょう。

このように、出産や育児を経験される女性にとってプラスとなりえる制度もありますので有効に活用していきましょう。

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