呼吸療法認定士

呼吸療法認定士は、アメリカでは国家資格となるほど重要な資格です。

日本では、講習会に参加しある一定の点数を取れば取得する事が出来ます。

この資格は看護師としてスキルアップできるお仕事でもありますのでスキルアップしたいと考えている方におすすめです。

5年毎の更新が必要になりますが、持っていて損はない資格です。

看護師業務への活かし方

患者様の中には呼吸に関する疾患を抱えた患者様も多くいます。

そのような患者様に対して、どうすれば呼吸が楽になるか、咳が楽にできるかなどを考えていくことはとても大切なことです。

また、患者様に呼吸のアドバイスをしたり、たんの吸引をしたりすることもあります。
補助の方法を在宅医療の患者様やご家族に指導するのも大切な役目です。

近年は高齢化が進んでおり、呼吸療法のサポートが必要な人が増えているため、今後ますます需要は伸びていくことでしょう。

資格取得に向けて

資格取得の条件

  • 臨床工学技士、看護師、理学療法士の場合には2年以上の実務経験があること、准看護師の場合には3年以上の実務経験があること
  • 過去の5年以内に認定委員会が定める学会や講習会に出席して、その中で12.5点以上を取得しておく事
  • 認定試験を受けて合格すること

取得に向けての勉強方法

試験は難しいものではありません。
これは、出題範囲が非常に広いからです。

したがって、それぞれの分野を深く勉強するのではなく、全体を浅くさらった上で重要ポイントを重点的に学ぶ必要があります。

暗記も大切ですが、同時に臨床で症例を想定した実践的な問題も出題されるため、こちらも勉強しておきましょう。

おすすめの問題集は認定士プロジェクトグループが作成している「呼吸療法認定士受験必修過去問」です。

呼吸療法認定士の大変さとやりがい

慣れないうちは学んだことを現場で応用することが難しく、大変さを感じるかもしれません。
しかし、これは慣れとともに解消されていきます。

呼吸療法認定士は、医療現場で重要な資格となります。
看護師としてスキルアップをしたいと考えるならこの資格を取得するのもおすすめです。

資格を持っている事で、転職やブランク明けの再就職にも有利になります。

呼吸療法は、医療現場には欠かせない基本的な診療となりますから、この分野の専門知識があるだけでもかなり患者様の役に立つことができるでしょう。

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